福山市のパチンコ事情

福山市のパチンコの特徴について。

福山市のパチンコ営業のルール

パチンコ店は風営法に沿って営業されていますが、都道府県ごとの条例によってもルールが異なります。

例えば、パチンコ・パチスロ機は保通協の型式試験をパスしても、各都道府県の公安委員会による検定をパスできなければ、その都道府県には設置・営業できません。

他県には設置があるのに、広島では見かけない機種があれば、それは広島県の公安に認められなかった可能性が高いです。

また、パチンコ店営業のルールについても、営業時間や交換率の違い、取材(という名目の実質イベント)の可否に差があります。

なお、広島県のパチンコ営業に関する条例については、福山市及び広島県警察・公安委員会のWebサイトを調べてもみつけられませんでした。そのため実際の営業状況から判断しています。間違いがあったらごめんなさい。

営業時間

福山市(広島県)のパチンコ店の営業時間は、9~23時の14時間営業となっています。

なお、23時時点で店内に客が居てはいけないため、22時40分くらいで遊技終了とするお店がほとんどです。

交換率

福山市(広島県)のパチンコ店の交換率は原則非等価で、11割の交換レートが主流となっています。

こちらのレートは、4円パチンコは千円で250個貸出、中景品への交換は275個。20円スロットは千円で50枚貸出、中景品への交換は55枚必要となるレートです。一部では21.7円スロットとして、千円46枚貸出、中景品51枚交換のお店もあります。

なお、特殊景品の価値は以下を目安に。特小は一部のお店のみ取り扱いを確認。

5,000円
1,000円
200円
特小100円

広島はTUCのように特殊景品の価値が変動することはありません。また、他所の景品は買い取ってくれません。

広告・イベント関連

福山市(広島県)のパチンコ店の広告宣伝については、全国的に見ても厳しめです。

なお、最近(2024年)広島市中区のお店でYouTuberの来店・告知を確認しています。なんらかの緩和があった可能性があり、今後は来店イベントが増える可能性ありです。

広告宣伝に関する規制緩和

広告に厳しい福山でも、令和4年に警察庁より発出された広告宣伝に関する規制緩和は有効です。各店出玉ランキングや周年日の告知が盛んに行われており、一部ではオススメ機種の札も見かけました。

告知方法

福山市のパチンコ店で見受けられる宣伝方法は、店内の告知・新聞の折込チラシ・インターネット広告・LINE・DMMパチタウン・P-WORLDなど。

イベント示唆と思われる文句は、リフレッシュオープン・装飾変更・新台・抽選時間の告知・スイーツの入荷など。

福山市のパチンコ遊戯人口と傾向

総務省の公表するデータに、趣味・娯楽に関する調査結果があったため調べてみました。

総務省の社会生活基本調査より

福山市のパチンコ遊戯人口

2021年のデータによると、日本の総人口は約1億2550万人。そのうちパチンコをした人は約707万5000人。

対して、広島県の人口は約278万人。そのうちパチンコをした人は約16万8000人と出ています。

同年3月時点の福山市の人口は約46万5000人。広島県との人口割合より算出すると、福山市のパチンコ遊戯人口は約28000人程度と予想されます。

※パチンコ遊戯人口は年内に1回以上パチンコをした人数

広島県民はパチンコ好き?

前述のデータより、日本全国のパチンコ遊戯人口の割合は約5.6%。対して、広島県民のパチンコ遊戯人口の割合は約6%となります。

そのため、全国的にみると広島県民はパチンコ好きと言えるでしょう。

また、2023年6月時点で、全国のパチンコ店数は約7000。うち広島県は約200店なので、都道府県別での割合も多めとなっています。

パチンコ・パチスロファン感謝デー

ファン感謝デー(通称:ファン感)は、パチンコ店が日頃の感謝を込めて客に還元するイベントです。実際には、くじ引きや粗品の配付がメインで、出玉で還元してくれるケースは稀です。

ファン感には全国で一斉に行われるものと、各都道府県で個別に行われるものがあります。

全国広島
時期11月6月
主催全日遊連広島県遊協

私が実際に行った感触としては、客数はいつもより2~3割多くなるが、営業内容は通常と変わらない印象です。くじ引きは自分で選べるお店と、店員が1枚ずつ配るお店がありました。

勝ちやすいイベントではありませんが、大型テレビやダイソン製品といった豪華な賞品があります。日頃パチンコに触れない方も、ファン感の日くらいは遊びに行ってもいいのではないでしょうか。

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